この「憲法を考える郡山市民のつどい」は,郡山地域のさまざまな団体・個人と当事務所が実行委員会を結成して開催しており,今年で40回目を迎えます。
例年は5月3日の憲法記念日前後に開催していますが,今年2019年は,天皇の代替わりのために,憲法記念日前後が10連休になることから,下記のとおり,連休前日である4月26日(金)の午後6時半より,郡山市労働福祉会館大ホールにて行います。
今年のつどいでは,憲法9条の改正に関する模擬国民投票の様子を記録したドキュメンタリー映画『憲法9条・国民投票 市民14人が本音で議論して視えたもの』(宮本正樹監督,2018年制作)を上映します。
安倍内閣は,憲法9条に自衛隊を明記するとの内容の憲法改正を行う意向を示しており,今後,このような内容の憲法改正発議が国会で行われる可能性があります。憲法改正発議がなされれば,最終的には国民投票によって憲法改正をするかどうか決められることとなります。私たち一人一人が,自分の問題として考え,投票していかなければなりません。しかし,憲法9条や自衛隊の存在をどのように見るか,また国民の安全をどのように守るかなどについては,様々な議論があり,簡単に決められるものではないでしょう。
この映画は,憲法9条などについて多様な考え方の市民14人が集まり,異なる立場の政治家や学者らのプレゼンテーションを受けて,その後自分たちで討論し,最後に,自分の立場を表明して投票するまでの2日間の過程を撮影したものです。
それぞれの参加者が自分とは異なる立場の意見にも耳を傾けながら,自分の意見を述べ,最終的に投票をしていくという過程は,私たちが憲法9条の問題について考える上でも,また,今後行われる可能性のある憲法改正国民投票に対してどのような立場で臨むかを考える上でも,参考になるものです。
参加協力券は当事務所にございます(当日参加も可能です)。ぜひ,お気軽にご参加下さい。
日 時: 2019(平成31)年4月26日(金) 午後6時半から
場 所: 郡山市労働福祉会館大ホール(3階)
内 容: 映画『憲法9条・国民投票』上映
主 催: 憲法を考える郡山市民のつどい実行委員会
参加費: 無料(ただし,資料代として300円のご協力をお願いいたします)