本年5月3日(金)の憲法記念日に,第43回「憲法を考える郡山市民のつどい」を開催いたします!
この「つどい」は,当事務所や市民団体などで構成している実行委員会が主催し,5月の憲法記念日を迎えるに当たって毎年開催しているものです。
自民党は,「自衛隊の明記」「緊急事態条項」「合区の解消」「教育の無償化」といういわゆる「改憲四項目」を内容とする憲法改正を目指しており,現在の岸田文雄内閣総理大臣もこれらの改憲四項目の実現を目標として,憲法改正に向けた世論への働きかけ,国会での議論等を進めていく意向を示しています。今後,改憲を目指す勢力は,新型コロナウィルスの感染拡大,ロシアによるウクライナ侵攻等を念頭に,「自衛隊の明記」「緊急事態条項」の必要性を訴えるなどして,憲法改正に向けた動きを活発にする可能性があります。
しかし,憲法は,国家権力を縛り国民の基本的人権を守るという重大な役割を担っていますので,私たちは,国家権力が暴走して国民の権利やくらしを蔑ろにするような事態とならないよう,憲法改正の必要性について慎重に考えなければなりません。
今回の「つどい」では,元文部科学省事務次官であり,退官後は福島における自主夜間中学の活動など,様々な活動をなさっている前川喜平氏を講師にお迎えし,自民党が掲げる「教育の無償化」等の憲法改正が実現した場合に,私たちのくらしや,子どもたちに対する教育にどのような影響がありうるのかなどについて,文部科学省の官僚として教育行政に関与されたご経験も踏まえ,分かりやすくご講演いただきます(前川氏にはZOOMを利用してオンラインにてご講演いただく予定です)。
新型コロナウイルスの感染拡大の状況を受け,今年も会場への入場人数の制限,会場内でのソーシャルディスタンスの確保等の対策を万全にして開催させていただきたいと考えております。みなさまぜひご参加ください!
日時 2022(令和4)年5月3日(火・祝)
10:00~(開場9:30)
場所 郡山市中央公民館 多目的ホール(定員250名)
内容 オンライン講演「憲法を変えるとどうなる?~私たちのくらしと教育の未来~」
講師 現代教育行政研究会 前川喜平様
主催 憲法を考える郡山市民のつどい実行委員会
※お越しになる際には,マスク着用と,入場前の手指の消毒・検温・連絡先の記入等へのご協力をお願い致します。