今月7日、郡山市立逢瀬中学校において、当事務所の武村陽弁護士が『情報モラル教育』として講演を行いました。対象は全学年の中学生及びその保護者、そして教職員の皆様でした。当日は記録的な猛暑のため、予定されていた体育館ではなく、3年生の教室でリアル開催を行い、他学年の教室とはオンラインでつなぐという方法で行われました。
中学生の間で利用が広がるSNSに関しては、学校側でも様々な指導をしていたようです。今回は、法律の専門家であり、法的トラブルの解決に日々当たっている弁護士という立場から、お話をさせていただきました。内容としては、名誉棄損的な投稿やいたずら投稿、若者が遭遇しやすいネット関係トラブル、SNSによるいじめの問題など、SNSに関する法的問題を具体的事例を紹介しながらご説明いたしました。
近時SNSをめぐる問題は注目を集めています。これまでの問題と異なり、SNSは子どもたちの方が指導すべき立場にある保護者や教職員よりも知識が豊富であることもあります。これまで以上に子どもたちに直接語り掛ける必要があり、周りの大人も知識を蓄える必要があります。
当事務所では様々なテーマに関する講演をお引き受けしております。今回のようなSNSをめぐる法的問題に関する講演も引き続き行ってまいりますので、お気軽にお問い合わせください。