過日、二本松市・岳温泉の光雲閣で、当事務所の所員弁護士が加入する自由法曹団の5月集会なるイベントが開催され、当事務所からは渡邉恭子弁護士が参加しました。
自由法曹団は、「基本的人権をまもり民主主義をつよめ、平和で独立した民主日本の実現に寄与すること」を目的とする弁護士の団体です。約2000名の弁護士が参加していて、当事務所の弁護士全員も団員として加入しています。2021年には創立100周年を迎えました。自由法曹団と団員は、日本全国で、布川事件、足利事件、袴田事件といった冤罪裁判、数々の労働裁判、基地訴訟、環境・公害裁判など、さまざまな権利擁護闘争に取り組んでいます。
自由法曹団は、おおむね年2回、5月集会と秋の定期総会で、人権課題に関する勉強会や講演会、各地の団員からの活動報告などを行い、決議を宣言します。
この数年は新型コロナウイルス感染症の流行により、お酒あり会食あり温泉ありの懇親会付きの開催はじつに4年ぶりということでした。その久しぶりの開催がここ福島県というのは、とても光栄なことです。集会では、知己に会い旧交を温め、全国で踏ん張る仲間の報告を目の当たりにし、「がんばろうという気持ちを新たにしました」(渡邉恭子弁護士談)とのことでした。