本年11月1日から、自転車運転に関するルールが変わります。自転車に関する交通事故が絶えないことから、ながらスマホの厳罰化及び酒気帯び運転に関するルールが見直されることになりました。自転車は運転免許が必要な自動車やバイクと異なり、誰でも運転できることから、スマホなどを操作しながら運転したり、酒気帯び状態で運転するなどの行為がみられていたところです。
これまでも酒気帯び状態で運転することは禁止されており、罰則の対象となっていましたが、今回の改正はさらに踏み込んで「自転車を運転する人に酒を提供した人」「飲酒している人に自転車を提供した人」も処罰対象になりました。
ながらスマホについても、「スマホを片手で持ち操作(通話)しながら運転すること」や「スマホの画面を注視しながら運転すること」が新たに禁止されました。ゲームなどをやりながら運転することが禁止されることはもちろんですが、スマホのナビ機能をみながら運転することも禁止されることになりますので、注意が必要です。地図をみるときには、一旦自転車を停止させて画面をみるようにしましょう。
自転車は気軽に利用できる乗り物ですが、「車両」であることは忘れてはなりません。飲酒した状態で運転しないことはもちろん、自動車と同じような気持ちで運転するように心がけてください。